Goin'にMy Way.

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デモで動いてしまう程度の世論だからこそ、専門家や知識のある人間に任せるべき。とも言える。

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どんなこともそうだが議論など意見のやりとりや、そこから新しい指針、新しいやり方を作り出していくには共通の土台が必要になる。

それは知識であったり歴史であったり経緯であったり、様々ではあるが。

 

ゼノサーガの解説動画を作り、データベースをテキストデータ化したり、データベースの解説動画まで作り、その上で交わされていく数千ものコメントを読んできたからこそ言えるんだけども。

 

大事なのは基礎知識です。

 

たとえばFFやドラクエを全くやったことはないけど、ケアルとかメラとかクラウドとかは知っている、って言う人と戦闘の戦術や戦略の話をしても無駄でしょ?

無駄だしそもそも話が通じない。各キャラクターの性能差や魔法の効果を覚えていない、戦闘のシステムを知らない、そもそもRPGの戦闘ってどうなってるのか知らない。

そんな人と何の話が出来るのよ?って感じ。

 

こういう政治の話もそう。

政治に関してはどこかが統一的な情報を画一的に教えていない(わかりやすく例えるなら義務教育で教えていない)ので、意見する人間の知識差が激しすぎる。

激しすぎる故にまともな話し合い、議論のスタートラインにすら立てていない、そんな状況をよく見る。

これは非常に無駄だ。

知識の差はあれど、みな政治に興味を持って動いている。

が、その動き方が有象無象すぎてせっかく政治に興味を持って動いているのに、そのエネルギーをまったくもって有効に活用できていない。

これは本当に勿体無いと思う。彼らに共通の基礎知識があり、歴史認識があり、政治や政策の変移といった歴史認識があれば、このエネルギーはもっと有効で建設的で生産的になると思う。

 

現状の知識差は本当に問題視してもいいくらい酷い。というか、誰も気にしないが不思議なレベル。

仮面ライダーを全て見てきた人と、平成だけ昭和だけ一部だけ見た人と、仮面ライダーっていう名称は聞いたことあるしなんとなくイメージも有る程度の人が集まって、新しい仮面ライダーの話をしたって意味が無いでしょ。

一般市民に政治に関する基礎知識、基礎認識を持たせる、ということがこの国にはまず必要なんじゃないかな。

読み書きができる、計算ができるっていうのと同じくらいに、政治がわかる、っていうのもそのレベルに浸透させないといけない。

 

そうでなければ、デモなんて"本当に"意味が無い。