「嫌なら見るな」「分かるやつだけ分かればいい」とプロが言っちゃぁいけねぇぜ。
と言ってしまうのはちょっと可哀想な時代だぜ?と思うよ。
なんていうかさ。こういうのは言わせてんだよ、見てる側が。消費者側がプロにこの言葉を言わせてるの。
つまり、イラッっときてカチンときて、これを言ってしまいたくなるようなことをプロに言ってるんだよ、消費者が。
プロだって同じ人間なのに、消費者は言いたいこと好き放題言ってるくせに、プロにはその反論も反抗も許さないという、かなり傲慢な態度だと思うのよね。これは。
例えば前に、寿司屋に来た客が「あたしダイエットしてるから寿司シャリ抜きね」と言って「お帰りください」と追い出された話があったが。
この「嫌なら見るな」はこの「お帰りください」なんだよね。
ただ、それに対応する適切な言語がないから「嫌なら見るな」になるわけで。
まぁ、普通に「お帰りください」でもいいんだろうけどさw
だが、この問題のツイートをしている小池氏は後のツイートで
「誰からもツッコまれないように、なンて考えながらでは、面白い作品は作れない。ツッコミ上等。『全ての人を喜ばせようとしない事』。誰に向かって作品を作るのか、そこがブレてはいけない。(小池一夫)」
とツイートしている。
ん?
それって要するに「嫌なら見るな」ではないのだろうか?