好きだったバンドが売れた途端にあんまり好きじゃなく現象はよくある話で、その原因はなんだろなー、っていう話題なんだけど。
コメントやブコメ何かを見ていると、音楽のどこが好きか、と言う部分は人によって違うんだなぁなんて。
例えば自分は、ブログのタイトルにPunkなんて入れるくらいにはパンクが好きなんだけど、個人的に音楽は、アウトプットされる”音、曲、歌そのもの”が好きなのであって、演者に関しては全く興味が無いです。
元々人間が嫌いである、と言う部分も影響しているんだろうとも思うんだけど、声優の声だけ聞いて思い浮かべた顔と実際の顔に大きなギャップが有るように、アウトプットされた曲から思い浮かべる人物像と、生身の彼らにかなりのギャップが有る事が往々にしてあるので、最近はむしろ人間自体はなるべく見ないようにしてたりしてます。
こんないい曲作るのにあんなこと言っちゃんだ…とか、こんなにかっこいい演奏出来るのにあんな人だったのか…みたいなことがあるからね。
そういう点でも、自分はやっぱり”音”が好きで楽しいと思うタイプなんだなぁと思うわけなのですが、世の中はそういう人達ばかりじゃないんだよね。
例えば知り合った人が音楽をやっていて、聴きに行ったら気に入りました、ってパターンだと元々その人を知っているという前提があるわけだから純粋に音が好きになったとは言えないわけだし、V系なんかは言い方は悪いけど音なんてきっとどうでもいいんだろうし。
まぁただ、それはそれでそのミュージシャンの何かを好きなことには変わらないわけで理解できるんだけど、一番良くわからないのは、ワタシが育てたんだ―とか、ワタシが支えなきゃーとかそういう感覚?
なんていうか、それってそこに”音”は必要なの?と思ってしまう。”音”が好きな自分からしたら、そういう人達が同じファンという立ち位置に居るってなんか違和感というか釈然としないと言うか。
そもそも大体のバンドはメジャーデビューしたら曲変わるよね。メジャーデビューして変化したから聴かなくくなった、ってパターンもあれば、メジャーデビューして変化したから聴くようになったってパターンもあるしね。
まぁ後者はほぼほぼ無いですがw というのも、メジャーというステージにパンクは存在しないからね。これはどの音楽が好きか、と言う部分にもよるんだろうけど。
きっと世の中には、そういう尖ったものよりも丸くなった後のものを「好きだ」という人が大多数を占めているからメジャーデビューしたら丸くなるんだろうね。
逆にお前らいつまで経っても変わらねーなぁwなんて人達もいるわけで。それはそれでちょっとは進化しようぜwって思う事もあったりで。
面倒くさいわね人間って。