なんか意味がわからないのは俺だけだろうか?誰か説明頼む。
「ひぐらし」放送中止に見るアニメオタクの限界
まずこの記事は何が言いたいのかよくわからない。冒頭部分では「ひぐらし」放送中止に関して書いているけど、最終的には「お前らは命がけでオタク文化を守ることの出来ないクズだ。だから昨今の殺人がアニメの影響と言われても仕方ない」とっ言っているように聞こえるのは俺だけなのかな。
記事本文:
>>mixiには「ひぐらしの内容を歪曲して、事件に影響があったかのように報道した番組に抗議しよう」のようなトピックがひぐらしコミュ二ティに立ち、2ちゃんねるでも話題にのぼっている。
アニメオタクは、この「歪曲して事件に影響があったかのように報道した」説に賛成の人が多いだろう。実際、放送中止になった「ひぐらしのなく頃 解」には手斧で人を殺すシーンはなく、そのシーンが含まれるのは前作の「ひぐらしのなく頃に」である。それに、何か事件が起こると、浅い考察で原因を探すのが現在のマスコミのお得意分野であることも事実である。
とある。まぁ、これはいい。でも次の行。
>>だがである。アニメオタクはそんなことを言う前に、自分たちはしっかりと「オタク」という文化に責任と誇りを持って守ってきたのだろうか。
はぁ?である。俺はこの切り返しが意味不明。アニオタはそんなこと言うまえに…ってアニオタには抗議する資格なんかないと言うことか?まぁ、アニオタは正直キモイヤツが多くて嫌悪するのもわかる。だが、今回の抗議はかなり正当なものだと思うよ。実際、「何か事件が起こると、浅い考察で原因を探すのが現在のマスコミのお得意分野であることも事実である。」って認めてるじゃないか。
なのにである。いきなり
>>「オタク」ならば、かつて千利休が切腹をもってしてまで守ろうとした「茶の湯」くらい、「オタク」を命がけで守っているか。日本のオタクは。私にはそう見えない。
とか言い始める。なぜここに千利休?ってか「オタク」の使い方間違ってる。オタクって文化のことが無くて人間のことな。オタク“文化”って付いて始めてモノの名前になるんですが。この文章から行くと、「オタクは命がけでオタク同士を守りあえ!」って意味になりますけど。
以降の文も意味不明。メディアという立場を利用し、ひぐらし放送中止をきっかけにして、オタクを弾圧し、マスコミの正当性をこじつけている記事にしか俺には見えない。
>>生命をかけても自分の作品を世の中に見せることが正しいと思うなら、ホームページでも作って続編をすべて流せば良いではないか。賛同する人間は、本名で自分の情報を公開して、その正当性を訴えればいいではないか。
ブブー。ダウト。ようつべとかで著作権問題が話題になっている中で何を言ってるんだ?他人の著作物を勝手にネットに公開するのは著作権違反。そんなもん作った会社トカしかできません。ってかそんなことしなくてもDVDで出すだろ。
ダウト2。ここに本名はさして重要ではない。必要なのは「誰が賛同しているか」ではなく、「どれくらいの人が賛同するか」だろ。署名活動ってのは確かに本名を書くが、あれは別に公開されるものではないはず。大体、オタクにそれを求めるなら、新聞記事やニュース記事も全部本名記名しろ。責任もって記事書けや。
>>マスコミは何百人もの関係者を戦場や事故現場で犠牲としてきたジャンルである。
それとこれとは話が別。確かにそうだが、今回の件でそれを持ち出すのはお門違い。
>>力関係はアニメオタクよりマスコミの方が上の状態が続きそうだ。
当たり前。マスコミにはテレビ、新聞、ネット、雑誌、といろいろ影響力のあるメディアを所有しているが、オタクは只の一般人。持ってもせいぜいネット。力関係で勝てないのは当然。
>>「萌え」が「侘び」「さび」を超える日も遠そうだ。
要するに、オタク文化を批判したいだけだろ。遠回りしないでそう言え。
俺としてはひぐらしがどうとか、オタク文化がどうとか、んなもんどうでもいい。ひぐらしなんてあんまり見てなかったし。
只、サスペンスドラマやコナンなどの殺人シーンや、報道が与える影響をすっ飛ばしてアニメやゲームを安易に批判するマスコミの姿勢はおかしい。必ずしも、ひぐらし見たから斧で人を殺そうと思う訳じゃないだろ。報道を見て「斧で人を殺した女の子がいるんだ…」って思って、日頃からむかついてたヤツを殺すかもしれない。その辺すっ飛ばすようなヤツらに、アニメやゲームを弾圧する権利はない。
そもそも、そういうものを見ても人を殺そうと思わない人間を育てられなかった大人達自身に問題があることをいい加減認めろ。自分達に非があることぐらい気づいてるはずだ。もしかしたらそれすら気づかないバカかもしれんが。まずは自分達の非を認めて、事態を改善させる努力をしろ。他に原因を求めるのはそれからだろう。
そういえば余談だけどtvkでひぐらしやってたぞ。