クリアしてないけど、書いていい？
そうかそうか、いいかい？よし、書いちゃうぞw
モノリスソフト久々の新作、ソーマブリンガー。プロデューサー高橋氏、音楽光田氏というおなじみコンビ。
キャラは３D、背景は2Dで描かれたアクションRPG。キャラは8人（初期段階では7人）で、特徴のあるジョブと豊富な武器、アビリティが特徴。
結論から言うと、可もなく不可もなくと言った感じ。アクションＲＰＧと題打っている割に中途半端なアクション性と、主となるストーリーがいまいちなのがもったいない。まぁ、おかげで難易度も低く、DSのメイン層であるライトユーザー向けと考えればちょうど良いかもしれない。
ただ、知名度もいまいち低くて、いまいち人気のでなかった、なんかいまいちな作品で終わってしまいそうでちょっともったいないかな。基本は悪くないので、アクション面をもっと強化してシリーズ化しても良いんじゃないかと思うトコロ。
音楽は光田氏だけあって最強。最近BGMを軽視しているようなゲームが多い中、ゲームの妨げになることなく且つ心に残る光田氏の良いメロディはこのゲームを盛り上げる絶妙なスパイスになっているかなと。
そして期待していた分、なんとなくいまいちなのが非常にもったいないと思いますねぇ。
比較的このゲームの要であるアクションがいまいちなのが一番もったいない。自由に動けて自由に攻撃できるのに、敵の攻撃範囲の異常な広さや、ブレイクするまで怯まない等々のせいで結局「回避？なにそれ？」な只の殴り合いになってしまうのが残念なところ。アランドラみたいにしとけばもっと面白かったのに…。
そのかわりシステム面はなかなか良好。基本ステータス関連は一度振ったら戻せないけど、アビリティのポイントはいくらでも振り直せるので、状況に応じた対応ができていい感じ。
ダンジョンでも常に下画面にMAPが表示されているため迷うことがほとんどなく、敵や宝箱の位置まで表示してくれるので余計な回り道をしなくてすみ、サクサクと進める。
Lボタンで登録したアイテムを瞬時に使うことができたり、各ボタンに登録したアビリティセットも最大3セットまでRボタン一つで切り替えることができたりと、その辺の配慮は完璧。
でも、所持可能なアイテム数が少なかったり、倉庫のストック数も多くないので頻繁に倉庫整理をせざるを得なくなるのはちょっとストレスだったかな。武器や防具は敵が落としたりダンジョンに落ちていたりするので、武器に困ることはないけど、ジョブによっては使えない武器が多く（というか、拾う武器の大半は使わない）ほとんどの武器を売ることになるため、金は余るし、使い道はないし、なかなか使う武器はでないしで、もう踏んだり蹴ったりｗできれば、選んだジョブに対応する武器を優先的に出現させる等その辺の調整はほしかったかな。
拾う武器には大概、基本能力＋追加ステータスが付いていてコレクター心を刺激する…かもしれないｗたぶん付加されるステータスは運次第なので良い武器が見つかるまで延々と戦うのもまた一興？
ストーリー面はゼノよろしく専門用語がバンバン出てくるので、何の話をしてるのかいまいちわからないこともｗといっても、拠点にデータベースがあるので、それでカバーできるから、まぁ問題ないかな？自分みたいな横着な人はたぶん会話中「？」となること必至ですｗゼノほどではないですが。
もったいないのは、個性的なキャラが8人もいるにもかかわらず、それぞれが「既にそこにあるモノ」状態でいまいち感情移入できないこと。キャラ同士のからみもあまり多くなく、せっかくのキャラを活かしきれていないかなぁと感じてしまう。
全体的に見てもったいないの一言。ほんともったいないｗ「DSだからこんなもんかぁ」程度なのが少々残念。DSでここまでやれるのもすごいなぁとも思うし、基本的な部分では良くできているので、今後モノリスさんには、ユーザーをあっと驚かす良いものを作ってほしいと思います。
追記
クリアしたので追記です。
ストーリーはなかなかでしたｗ終わりよければすべてよし？ここにいたるまでかなり微妙な感じではあったけど、個人的に好みのエンディングだったんで、良かったかなぁとおもいます。ま、終わりがよければ何でもいいんですよｗ
ただやっぱり、戦闘のマンネリ化は否めない…。クリアしたらジョブぐらい変えられるのかと思ってたら変えられないし…。カラー変更もクリアしたデータだけ…。
確かに言い終わり方はしたけれども、まだやるか？といわれるとちょっと…といわざるを得ないよなぁ。
まぁ、DSでは数少ないRPGなのでゼノみたいな雰囲気が好きな人にはとりあえずオススメしときます。
いじょ。
