Goin'にMy Way.

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つくることは

ふと最近思うこと。

きっと最近始まったことではないであろうと思うけど、小学館の件でちょっと思ったので一つ。

モノをつくる人を軽視してませんか?

これでも一応自分もモノを作ってメシを食ってる立場なので、ちょっと言いたい。(雷句さんや、その他の方々には遠く及ばないんですが…)
なんか「簡単に且つ短時間でモノが作れる」と思ってる方居ませんか?確かに昨今はパソコンが普及し、大昔よりは早くなったかもしれません。ですが、そんなものは「彫刻を彫るのに彫刻刀を使うか、ミノを使うか」程度の差でしかありません。
色を塗るのに絵の具ではなくパソコンを使うだけ。形を作るのにパソコンを使うだけ。パソコンを使ったからといって多くの作業をパソコンがやってくれるかというとそんなことはありません。
その辺を勘違いしている方が多いのかなんなのか知りませんが、無理難題を吹っかけすぎです。「作る」という行為には絶対的に必要な時間というモノがあります。その辺を無視して、手前らは土日休んでこっちは土日フルでやらせるとか、平気で何日も徹夜させるとか、作り手を軽視しているとしか思えない。

クライアントと作り手は対等なはずでしょ?金を払う。モノを作る。管理するしないは職務の違いであって、偉い偉くないの違いとは違う。
「お客様は神様だ。」なんて言葉があるけど、それは相手よりもサービスをしろというだけであって、本当にお客様が神だという意味じゃない。
客だから。金を払っているから。それなら何をやらせても良いのか?徹夜も?休日出勤も?本当にあなた達は何様なのかな?
そのくせそういう人は金をケチったりする。
昔は何かを作る人ってのは地位が高かったんだけどねぇ。
士農工商はいまや公商工農になってる気がする。

なんだかんだ言って、たくさん金を持ってるやつがね…。


待遇がいいのは本当に名前が売れている一握りの人だけ。


漫画でも、アートでも、小説でも、デザインでも、同じ。
そろそろ「じゃあ、作りませんよ?」ぐらい言ってもいいんじゃないかと思う。