Goin'にMy Way.

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GOD HAND レビュー

気ままなたびをしていた主人公がひょんなことから右腕を切り落とされ、気が付いたら伝説のゴッドハンドがくっついていた。それによりいろいろな戦いに巻き込まれるというストーリーの、ボコスカアクションゲーム。

腕を切り落とすなんていう、なんともシリアスで、おっかない世界ですが、それをやたらと軽い音楽と、やたらと軽いノリのキャラクター達のおかげでなんとも軽~いゲームになってます。

感想としては「ちょっと地味」って感じ。前述したこともあって、世界観は非常に軽くてギャグ的要素の強いものになってはいるんだけど、肝心のシステム周りが地味な感じ。基本的には、コンビネーションを自分で作って、町にはびこるチンピラをひたすら殴り倒していくといった感じ。面白いところはすべての攻撃をプレイヤーの任意でいくらでも変えることが出来るというところ。例えば、デフォルト○ボタンの攻撃が気に食わないから違うものに変えようとか、コンビネーションの何回目の攻撃が気に食わないから他のものに変えようとか。その辺は他のゲームと一線を画して面白い点ではあるんだけど。いかんせん、それら攻撃の演出が弱い弱い。常にキャラクターの背後からのカメラだということもあって、どうも殴ってる爽快感が無い。それぞれの攻撃モーションも地味な感じなものが多いし、爽快って言葉とはちょっと縁が無いかなぁと。
必殺技的な存在のゴッドリールもちょっと演出が足りないといえば足りない。けど、内容はネタ満載で、キンテキとかゴッド本塁打とかあって笑えるっちゃ笑えるw でも、威力はメチャ高いというわけでもないので、ピンチを必ず助けてくれるというものでもない…。


全体的にシステムがちょっとネックかなぁといったところ。
難易度もちょっと高めで、そう簡単にクリアできるモンでもないです。といっても、操作自体に少し癖があるので、それもあいまってちょっと難易度高め。トライ&エラーなゲームです。
キャラや、世界観、音楽などなかなかいいものを持っているにもかかわらず、システム面がそれらの足を引っ張っているという残念な結果に。なんか、これだったら2Pと協力プレイが出来る横スクロールアクションゲームでもよかったんじゃないかなぁなんて思います。


今一歩足りない、なんとももったいない作品でした、はい。