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Punk&Game

俺の記事を読め! 社会派サブカル悟り世代バラエティーPunk&Game、ごらんのブログで更新中☆

雇用特区はどうなるのか

新聞を見て少し驚いたのだが、まさかこんなことをしようとは。
パッと見、労働者にデメリットしかないように感じるがどうだろうか。

内容としては、起業から5年以内とか外国人従業員が一定割合以上といったような条件付きの上で。
・一定の金額の報酬を支払えば、労働時間は何時間になってもいい。残業代もつかなくてもいい。
・企業の判断で従業員を解雇しやすくする。

といったような形だ。
まぁ、まだ「検討を進めている」レベルの話ではあるが。


この文面だけ見ると、労働者にとって何一つメリットがない。残業代もつかない一日中働き詰めで、寝る時間も食事の時間もない(かどうかは知らんが)ような労働環境を許容するには一体いくらの報酬があればいいのだろうか。個人的には年収1000万くらいくれるのならそれでもいい。が、政府の制定する金額はもっと低いだろう。
という以前に、「24時間働かせることが出来る」という部分にその辺の企業は一体いくら出せる、出すのだろうか。思うに年収にして500万も行かないだろう。
従業員の解雇に関しては現状が労働者を守りすぎている感もあるのでその辺は別にいいとは思うが。

それよりもここまで「資本主義」というものを徹底していってほんとうに大丈夫なんだろうかとは思う。当たり前だけど、強い奴は勝てるが勝てない奴はひっくり返っても勝てない。その淘汰が突き詰められて、結局ほんの一握りが億円プレイヤーでその他はみんな年収100万円になってもいいのだろうか。
ファーストリテイリング社長の言葉じゃないが、こう資本主義、競争主義、実力主義を貫いていけばいずれはそのようになる。そういう社会のほうが健全だからそれを目指しているのか、誰かの言うがままにやっているのか、どうなるのか何も考えていないのかどれなんだろう。

通常、企業が人を解雇する理由はぶっちゃけていってしまえば「テメーごときに払う給料はねー。」に尽きると思う。要らないから切る。要らないから切ったのだから代わりを雇うことにはつながらないだろう。
仮に雇ったとしても当然切ったやつ以下のものを入れるわけもなく、またそこに弱肉強食がある。職にありつけない人は冗談抜きで一生職にありつけないくらい沙汰されていく。
それで生活保護の受給者が増えて国の財政を圧迫することになってもいいのだろうか。
勝つ奴がいれば必ず負ける奴が居る。当然負けるヤツのほうが数が多い。だれにでも勝てる奴が居る一方で、誰にも勝てない奴も出てくる。自然界ならそいつは死ぬが、人間社会ではそうは行かない。
そういう「自然界なら死ぬ」レベルの人間は所詮社会にとっての荷物であり負担にしかならない。その部分をどうするつもりなのだろうか。
老人が増え、本当に「働けない」人口が増えることが確定している今の世の中で、それをさらに増やすことにはならないか。そのお金はどうするのか。また増税か。

自殺法案でも作ってくれればいい。死にたい奴は合法的に死ねる。いわゆる「負けた人間」をどうにかして処分しない限り負債は増えていくばかりだ。
そこまで組み込んでくれるなら、雇用の流動化でも労働時間規制の解除でもなんでもやればいい。

ひとつわかってほしいのは、勝者と敗者の数はイーブンじゃないってこと。負けるヤツのほうが圧倒的に多いんだぞと。




雇用特区でブラック企業が生きていけないわけ  城繁幸

さぁ、そんな中でこんな記事もあるが。

この手の記事はどうもみんな前提として「解雇が増えれば雇用も増える」と考えている人が多い。
確かにそうかもしれない。理屈から行けばね。
けどこればっかりはマジでやってみないとわからないんだよ。
雇用することのリスクは、解雇できないことだけじゃなくて、仕事が出来ようがが出来まいがそいつに給料と社会保険分の金を払い続けなければいけないという部分もリスクになる。
そういう点から見れば、「とりあえず雇ってみる」という選択肢など発生せず、その程度の労働力でいいならパートやバイトとして雇うだろう。

つまり。社会全体の給料が下がっていくってことなんだよ。本当に有能な奴は良い給料をもらい続けることが出来るだろう。だがそうじゃない奴、それほどでもない奴は簡単に解雇され、結局就ける仕事はパートかバイトばかり。新卒で正社員になれなかった奴はもれなくフリーターという世界が待っている。

雇用が流動化すれば、解雇するのもされるのも簡単になるかもしれない。だが、解雇されたにしろ自分から辞めたにしろ、そんな簡単に首になったり辞めたりする人間を企業が欲しいと思うのか。
職歴が多ければ書類で不採用。そんな社会の「常識」がなくなりでもしない限り、この手の話は成功しない。
その「常識」を作っている世代を皆殺しにでもすれば出来るかもしれないが。




とは言うものの。これが通ろうが通らなかろうが貧富の差は広がる一方だ。だってそれが資本主義だもの。
どっちにしろ俺達の年収は100万になっちまう。遅いか早いかだけだ。
そういう意味では、早く壊してしまってこれからの世代の子供たちが苦労しない世の中を今から作っておくという意味では、一刻も早くやったほうがいいのかもしれないけどね。

なんにせよ、中途半端な歳の20代とか30代とか40代の無能は死ぬしか無いのさ。

そういうわけで自殺法案もお願いします。