Goin'にMy Way.

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COOL GIRL レビュー

コナミから2004年10月21日に発売。ジャンルはアクションアドベンチャーゲーム
プレイ時間はICEが10時間、ASKAが5時間。あ、オレ15時間しかやってないんだ。もっと長いと思ったわ。びっくり。
って感じるほど退屈ですw よくまぁ15時間もやったわw

ストーリーはICEとASKAという二人の主人公が、世界征服を目論む組織相手に戦う物語。
と、書くとありきたりな話だけど、軌道エレベーターやクローン、遺伝子、仮想空間にダイブ、忍者(?)と設定はなかなか魅力的。設定は。
ただ、演出といいデザインといいゲームシステムといい操作性といい、素材自体は悪いものじゃないんだけど、出来上がったのはそれと言って美味しいというわけでもない微妙な料理でしたって感じ。ぶっちゃけ駄作認定されてもしょうがないかなぁ。

プレイ感覚としてはサイフォンフィルターに似てると思った。知ってる人いるかなw
ムービー入って、アクションパートクリアして、ムービー入ってみたいな。MAPにやることが記載されるのも似てる気がする。
どうでもいいけど、サイフォンフィルターはMAPでの表示が全英語で全くわからんかったいい思い出。
そんなことはさておき。なんというか、初代プレステ時代ライクなゲームかなぁって感じ。それくらいの時代はこういうゲームあったなぁと思い出してみたり。
操作自体は悪くないんだけどね。初心者モードと、普通のTPS操作があるのでそっちにしてしまえば操作しにくいってことはないはず。照準もマニュアルとオートがあるので、初心者にも経験者にも優しい形になってるかな。
それに各キャラクターのアクションもそこそこ楽しく、ICEは回避しながら射撃!とかカバーアクションから手榴弾!とか出来るし、ASKAは刀で一撃必殺!とか手裏剣!とか忍術!とか出来る。
ただまぁ、おそらく大概の人のファーストインプレッションは「うん、つまんね」だと思うw操作になんとなく慣れてきて、ゲームの退屈さにもシステムの面倒くささにも慣れてくると、ふわっと「あ、ちょっと楽しいかも」と思う瞬間が出てくるはず。ただ、その為に頑張ってプレイしろって言うほど楽しくないのでやっぱり駄作って言われてもしょうがないw

ただいかんせん、とにかく面倒臭い。難しいとかじゃないの。面倒臭いの。ダンジョン内のどこかからキーを入手して、仕掛けを解いていくっていうよくあるのなんだけど、とにかく来た道を戻る。よく戻る。もう一回探してみてとか、同じダンジョン内を何往復もさせられるのは正直辛い。おまけに、仮想空間にダイブしてそっちも探して仕掛け解いてって、何回やらせんだよって感じ。仮想空間がまたぜんぜん違うダンジョンなら良かったかもしれないけど、形状はダンジョンそのものだから何回目だよと。
同じダンジョンで3度美味しい上にICE編とASKA編で合わせて6度美味しい。そんな感じの作り方。
それに仕掛けも、何個もある要素を全部調べて考えて当てはめてスイッチ入れてと厄介。しかもまぁそれぞれのアクションが一々遅いから面倒臭い。
謎解きというか、鍵探しゲームで頭は使わないので、何か見落としたり取りそびれたりするとあとで探すのが大変。そしてなんとか探して進んだら、また探し回らないといけなくなりましたとかよくある話。この手のゲームは皆そうだけど、鍵探すよりもその場の仕掛けで頭をつかうようなのが個人的には好きだけどなぁ。

というか、何をすればいいのか、今何をしているのかがわかりにくいのも拍車をかけているというか。なんかこう、これといって理解出来ぬまま、感情移入出来ぬまま、なんとなくスルスル進んでいってしまうって感じ。
主人公のICEは随分綺麗な人なんだけど、きれいなのはムービー中だけ。しかもほとんど変な形のサングラスしてるのでICEの美貌目的でやるには弱い。ASKAASKAでポルコロッソみたいな丸いサングラスかけてるし。
敵も味方もキャラクター描写が少ないのかなぁ。敵も何で世界征服したいのかよくわかんないし。というか、この時代に世界征服とか大真面目に言っちゃうのって恥ずかしくないのかなw
一応、主人公二人は結構重要なポジションで、敵としてはなんとしても手中に収めるか、さもなくば殺さないといけない…くらいの筈なんだけど、敵もそこまで執着してこないしね。
そういう意味では、面倒を乗り越えた先に見れるものが、その対価に合ってない気はするかなぁ。


ゆえにやっぱり駄作認定ですねw
昨今はもっとストレスのない、合理性のとれたゲームも多いのであえてやるこた無いと思います。シリーズ化もしてないしね。
とは言っても、ICEはマジ美人なのでこのまま無くなるのは勿体無いなぁとか思ったり。でも、美人だなぁ以外になんとも思わない辺り、不憫というかなんというかw

Mな人にはオススメいたします。ほかの方は貰ったらやってみてもいいんじゃない?






<ってな感じで以下雑記。というか攻略サイトがないので、アドバイス的なものもついでに。>


まぁ、とは言っても自分としては思いの外楽しめる部分はあったかな。悪いけどもっとつまらないと思ってたw
というのも実はASKA編からプレイしてしまい、操作もグラも微妙だし、話は意味わかんねーしこいつら誰?だしで実は投げてた。
たまたま時間が空いてて「そういえばICE編やってねーや」と思ってプレイしてたらクリアしてた。…っていうのは嘘か。途中我慢しながら、少し楽しみながら何とかクリアしたw
とりあえず、このゲームの流れというか仕組みというか、仕掛けの癖を掴めればそこまで面倒でもない。まぁ「マジでそんなことやらせんの!?めんどくせー」っていう仕掛けは当然あるんですが。
とりあえず、クールガールという組織においてICEは新入り、ASKAは抜けた人なのでASKA編ではクールガールって?みたいなところは全く語られないので、話の流れとしてはICEからの方がいい。
それに、操作性や攻撃力的にもICEはASKA以下なのでASKAで慣れてしまうとICEとか多分出来ないかも。ASKAのダンジョン攻略もどことなくICE編で知ってるよね?的な空気もあるので、やっぱりICEからやるのが妥当かなぁ。

アクション自体は出来る事が少ないけど、回避で側転とかしながら銃をぶっ放せるということに気づけば、なんとなくスタイリッシュに戦っているように見えて少し楽しくなる。
システム上、動作がいちいちスキだらけで、被弾しないということはもう無理なので、死んでコンティニューが当たり前と思ってて良い。意外と死にゲー。チェックポイントもかなりの箇所に設置されているので、回復アイテムなんて使わないでデスベホマで十分。幸い、ロードが短いのでその辺のストレスはなし。
あとは照準をオートとマニュアルで使い分けられれば戦闘は苦労しないはず。オートは自分で照準を合わせなくてもいいけど、動いていなくても弾がブレまくり。動きながらでは至近距離でもほぼ当たらないくらいブレまくってしまうので、回避しながらはともかく、走りながらとか長距離の射撃には向かない。逆にマニュアルは、照準を合わせるのが大変。しかも少し癖があって合ってても当たらないことがあるのでそれなりに慣れはいるが、どんな武器でも動いていたとしても弾が全くブレないので、カバーアクションからヘッドショット狙ったり、マシンガンを無駄なく全弾敵にぶち当てられる。
Lカテゴリのヘビーマシンガンなんかはわかりやすい。オートはショットガンかっていうくらい拡散するけど、マニュアルにするとサイトから全くブレない。逆に言えば、ヘビーマシンガンはぶれすぎるのでオートでは使わない方がいい。
Cy-D内での戦闘はこれといって相手にする必要はない。が、全滅でデータが出現する部分もあるので、基本的にはSLOW安定で。あとは好きにボコってください。また、コマンドアクション中は無敵なので敵が居ても気にする必要はない。
あと大変なのはボス戦かな?後半のボスはことごとく弾が当たらないので、基本閃光弾やマイクロウェーブ弾でピヨらせて、マニュアルマシンガンを叩き込めば運が良ければ1ターン。逆に言えばそれしか戦法がないのでボス戦はちょっとつまらないかな。ついでに言うと某ボスはそれすら効かないのでぶっちゃけゴリ押ししか無い。気をつけろ。

仕掛けに関しては、アイテムを見落とさないこと。上も見ること。かなぁ。教えてくれないけど、掴まったり掴まりながら移動したり出来るので覚えておくといい。まじで誰も教えてくれないw
ちなみに、Mカテゴリの武器の場合掴まれるけど移動ができない。Lカテゴリは掴まりもしないので、武器をハンドガンにするか、捨てる必要もあるのでこれも覚えておくといい。
あとはダイブする端末を見つけたら、ダンジョンを探索するよりもまずダイブ。ヒントや情報の殆どがCy-D内にあるので、そこで進めなくても情報を得られることが多いのでダイブは即やるべし。
あとは、単純にして重要。話をちゃんと聞くw人が喋ってるシーンは貴重なので、何の話をしているかは気をつけて聞いた方がいい。無線も勝手に入ってくるのは重要なので見逃さないように。SELECTボタンの通信は雑談とどうでもいいことしか言わないので頼りにならない。なので、見失うと誰もヒントをくれないので、注意して進んでいくほうがラク。
それか迷ったらMAP。何をすべきが書いてあるし、場所によってはそれの場所も指し示してくれるのでマップも見た方がいい。

ICE編をひと通りクリアしてしまえばASKA編は楽勝。早いし強いし仕掛けも少ない。ただ、遠距離攻撃が弱いので、もしかしたらICE以上に死にまくるかもしれないが。


そんなこんなで癖さえ掴めればなんとかなる。というか、古いゲームなので操作性にしろシステムにしろ仕掛けにしろ、癖が多いのだと思ってやったほうがいいのかもね。
逆に昔のゲームってこんなに理不尽というか、リアルじゃないというか、いかにも「ゲーム」って感じだったんだなぁと思った。最近のゲームはリアルになったもんだ。




そういえば、話はそこそこダークというか重いんだよなぁ。クローンとか出てくるし。
その辺を微塵も感じさせないのは脚本と演出がくs(
まぁ、お色気なりギャグなり、なんか特徴がアレばここまで評価低くないと思うんだけどね。おしいね。