うーん、なんか違う。なんか違うんだよなぁ。
結局、そこに落ち着いてしまうのならば新人と対話をする意味ないんじゃないのかな。
もっとストレートに「社会で生きていくためには納得いかなくてもこうしなければいけないぞ」って言えばいいのに。
それとも、別に若者の考えを吸収しようとか、新しい視点を取り入れようとかそういった趣旨は特に無くて、最初っから上記のことを言うためにこんな周りくどいことをしているんだろうか。
・社会は機能性・合理性だけではなく、一定のプロトコル規範のもとで動いていること
・自分とは違う世界観をもった人たちがたくさんいて、一つの正解があるわけではないこと
・いい仕事をするため、自分のやりたいことを実現するためには、その共通言語に沿ったコミュニケーションが不可欠となること
自分の勝手な意見だけど、これって良いことではないと思うんだよね。あ、2つ目は異議なしです。その通り。
確かに、世の中ってこうなっているけどさ。でもそれが正しいことだということとは少し違う気がする。
文中にも出ているシリコンバレーがスーツを着ないのは「社会は機能性・合理性だけではなく、一定のプロトコル規範のもとで動いていること」を良しとしなかったからでしょ?
結局、郷に入れば郷に従えという考え方が、進歩や発展を邪魔しているんじゃないかと思う。
と、穿った見方をしてみる。
なんつーか、ミサワのさ。「まだその段階?」っていうのが浮かんでイラッとしたんだ。
時代も文化も社会も常に変わっていくものだと思う。
「ここはこうなんだよ。」っていうよりも「これはこうなんじゃない?」っていうほうがおれは健全なんじゃないかと思うけどね。
”今いる社会”に関してはそれで合っているかもしれないけど、合っているからといって正しいってこととは違うからね。
自分で考えて答えを探す姿勢だけは、いくつになっても無くしたくないものです。