Goin'にMy Way.

俺の記事を読め!すべての内向型人間に贈る社会派サブカル悟り世代バラエティーコラムGoin'にMy Way、ごらんのブログで更新中☆

出来ないやつをさらに蹴落とし、出来るやつの足を引っ張る。

b.hatena.ne.jp さすがに「俺は優しいのにー」とかは言わんけど、いわゆるこの優しい男って毒にはならないけどクスリにもならないタイプだよね。

それってさ。さほど実害無くね?

優しいを自称してる辺り痛い奴らではあるけど、重いっていうのも結構関係が進展してからの話じゃね?

いわゆる好きでも嫌いでもない、普通や興味ないというカテゴリに入れられてる人間なわけなんだけど、それにしたってちょっとコメント辛辣だなぁと。

え?そこまで言う?っていう感じで。

私はこれを死体蹴りと名付けることにした(冗談だぞ笑うとこだぞ)。そして死体はリザレクション掛けないといつまでたっても息を吹き返さないので、誰かがリザレクション掛けてあげようよ、というのが今回のお話。

 

 何ていうか貧困化がじわじわ広がってきたせいなのか、他者を攻撃したり下に見たりすることで自分を保とうとする人がすごく増えてきている。

犯罪者とかそういうのは叩かれてもしょうがないかなぁ、とか思うんだけど、こういう味も素っ気もないやつも攻撃しちゃうのはどうなのかなぁって。当の本人たちは攻撃している意識というか自覚はなさそうだが。

身だしなみを気にするようになった結果モテ始めた男とかも、何かにつけて何もしてない男を攻撃…というかつついてくる。なんでやらないんだよか、お前らの努力が足りないとか。

大体、成功するファクターは努力だけじゃないのにね。様々な要素が採点され、一定ラインを超えれば受け入れられる、1点でも足りなければ受け入れられない、と言う状況の中で、合格ライン80点に対し79点のやつが今までやっていなかったことを始めるという”努力”をするのと、49点のやつが今までやっていなかったことを始めるという”努力”をするのと、やってることは一緒でも片や余裕で合格ライン超え、片や全く届かない、っていう状態になるという事に気づかない人が多すぎる。

ってそんな話じゃない。

今の世の中、強きものが弱きを助ける世の中では全然ないということ。まぁ強き者ってのも昨今ピンきりですけども。

 

 勝負というのは天秤だと思う。100gと50gだと当たり前だけど100gのほうが重い。つまり勝つ。でも100gと99gでも100gが勝つんだよなぁ。しかも絶対。何回やろうとも結果は変わらない。

才能がないって諦めちゃうのも、そのたった1g足りないだけで手も足も出ないから。そしてその1gは才能だと思っちゃう。だから諦めるんだよね。まぁ、実際そうであるケースもたくさんあるんだけど。

でも、その1g差で勝っちゃった人ってただ単に、自分は勝った自分のほうが強い、としか思わないんだよね。1gしか差が無い事に気づかないし見ようともしない。

勝ったことに舞い上がっちゃって、自分は強いと勘違いして、自分以下の人間を見下し始める。で、俺強いじゃん俺って強いんだ、なんて勘違いしちゃう。

そしてそれは所詮勘違いだし、たった1g勝利なので他のことや他の人では簡単に負けてしまうから自分は強いという自信を長時間保てない。だから手頃な弱いやつを見つけて攻撃して勝った気になる。

本当に現代人の病気だと思う。

さらにはうまくいっている人の足を引っ張る。そんなことできっこない、なんて聞いたことない人居ないくらいみんな言うし、芸能人の幸せツイートには嫉妬shitツイートがバンバン飛んでくる。

他人の成果を自分のものに、成功してる人間を罠にかけて陥れる。そう言う行為も、他者を引きずり下ろす、足を引っ張ることによって、自分と他者の距離がこれ以上開かないようにして精神安定を得ている。

他者がどんどん成長しようが、己も成長すれば相対的には他者との距離は変わらない。いわゆるライバルや切磋琢磨というやつだ。だが、己を磨くのをサボった瞬間、その距離はまたたくまに開いていく。自分は苦しい思いをしたくはないが、他人より負けているのは我慢ならない、という怠惰な人間が出来ないやつをさらに蹴落とし、出来るやつの足を引っ張る。

 

 その原因は昨今の貧困がーとか言ったけど、でもそれももしかしたら1gなのかなぁとも。そもそもみんなと一緒に足並み揃えて、が大好きな日本人。そう言う気質も含有してそう。あとはなんだろう?まぁ、その辺はいつかどこかで考えよう。

 

 今回の話は、強いものは弱気を助けようよ、と言う話。強く、何かが出来る。であればそれを使って弱い人を助けたり、弱い人を引っ張り上げたりしようよ、っていう話。これもまた、誰かの助けになる、奉仕するっていうことにもつながることかなと。

誰かに教えたりすることで、自分の中での理解が深まったりすることもある。いやいやテメーの成長の世話なんざしてられるかよ、って思うところもあるだろうけど、一番下を切り捨てられない(殺したりしてこの世から抹消できない)社会である以上、誰かが下を引っ張り上げないといけないんだよな。

会社の中ならクビにしてしまえば会社という枠組みの中ではそれで解決だけど、社会という枠組みの中からはじき出すことは不可能なんだから、助けて上げる必要はあると思う。そうすることで自分の求めるスペックに足らない労働者が、使えるレベルになることもあるだろうし、モテナイ君をモテ男に仕立て上げれば下手すれば一生恩義を感じてくれるかもしれない。最終的には自分の利益へとつながるので、本当にそれをやってる人達は最終的に「いやいや自分のためだし」とか言っちゃうからわかりにくいけど、誰かを助けてあげよっていう考え方も大事なので、もうちょっと…いやもっとこの世の中の人間が誰かを助けてあげようっていう考えを持つべきだなと、上記ブコメを見てて思った。

 

 そして思うリアル世界との乖離。

いやマジでネットはなるべく使わんほうがええわ…

 

ストレス解消 パンチボール

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