Goin'にMy Way.

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リーダーシップとは

 今回のGo to キャンペーンのグダグダっぷりはなかなかのものですね。

あれはリーダーが絶対にやってはいけないことをポンポンやってるからあぁなんるんですね。

 

じゃあその”リーダーが絶対にやってはいけないこと”とはなんでしょうか。

  • 一度決めたことをコロコロ変えること
  • 他人の意見を聞きすぎないこと
  • 部下や上司の顔色をうかがわないこと

です。

つまり、「リーダーは一度決めたことをコロコロ変えてはいけません」「他人の意見を聞きすぎてはいけません」「部下の顔色をうかがってはいけません」ということです。

もっと細かいことを言うと、「嘘をつかないこと」「情報を抱え込むこと」などもあるのですが、まぁ今回は上記3つで。

 

 

 

リーダーの仕事は決断し、指示を出すことです。ここが揺らぐ人は”リーダー”という役割、仕事が出来ていません。じゃがいもの皮むきが仕事なのに包丁の使い方がわからない、そんなレベルです。

ですが、これには続きもありまして「決断が間違っていた場合即座に変更する」という柔軟性も必要です。しかしこれは実のところ柔軟性ではないのです。本当は決断力と行動力なんです。

リーダーの仕事は決断と言いました。正直これ以外の仕事は全部他人に振ってもいいと僕は考えています。それくらいこの決断というのは重要で難しくて時間と手間がかかるものなのです。

逆に言えば、時間と手間をかけてよく考え判断し情報を集め、たくさんの策を立案し、その中から最適なものを選ぶ、という行為をしなくてはならないということです。

大抵のリーダーはこれが出来ません。出来ていません。

確固たる裏付けをもとに自分で考えて、様々な可能性や視点からの事象を考え抜いた末に自分が最良だと決断した事柄なら、多少誰かに何かを言われたくらいで揺らいだりしません。それが出来ていないから誰かに何かを言われた程度でコロコロ決断を変えてしまうんです。

「他人の意見を聞きすぎてはいけません」これは上記の様な人間が決断を揺らがせない為でもありますが、中立的、第三者的立場から逸れないためにも必要なことです。

中間管理職もそうですが、中間管理職は経営者でも従業員でもない、中間管理職という立場でなくてはいけないんです。本当は。板挟み、とよく言われますが実は両者の意見を汲み取る必要はじつはないんです。中間管理職は中間管理職として主張を両者にぶちかまして良いんです。というか押し付けるくらいの気概でもいいと思います。

リーダー、中間管理職は両者の要望を聞き入れ、両者が納得するWin-Winの関係を作ることが仕事です。

ですが、両者が完全に納得する答えなどこの世にはありません。どちらかに偏った思考をしてしまえばどちらかから強い反発を食らいます。

両者の意見を聞き入れた上で現実的であり利益的であり公平な案を模索するのがリーダーの仕事です。そしてそれを両者に押し付けるのも実はリーダーの仕事です。

なのでリーダーは常に両者とは異なる、どこにも属さない立場に常に立っていなくてはならないのです。

潤滑剤などという人もいるかも知れませんがリーダーは潤滑剤になってしまっては駄目です。リーダーはクラッチだと僕は思っています。滑らせて半クラの状態にすることも、しっかりつなぐこともリーダーの仕事なのです。まぁクラッチの詳しい仕組みはここでは説明しませんが。

 

 

以上です。リーダーは「誰かの上」でも「誰かの下」でも無いと僕は思っています。

独立した立場で3すくみを作ることが、そんなポジションで、そんな人間であることがリーダーには必要だと思っています。

冒頭で上げた3つの事柄も、上か下のどちらかによってしまったからこそ起こる事柄です。

そうならないためにこういうことをして独立した立ち位置に立ちましょう、というのが今回のお話でした。