Goin'にMy Way.

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悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架

やっとこさ全クリしたのでレビューです。



今回の蒼月の十字架Castlevania 暁月の円舞曲の続編。開始早々から前作ネタを引っ張ってこられるので、これが初プレイの人はちょっと戸惑うかも。有角も、ユリウスも、ヨーコも登場の仕方がいまいち。「知ってんだろ?」みたいなノリはどうなんだろ。前作やった人にはいいんだろうけど。


ストーリーは有って無いようなもの。ってか、アクションゲームのストーリーなんてみんなこんなもんだよw
今回はドラキュラを倒しに行くのではなく、ドラキュラ復活を阻止するというストーリー。エンディングも3つあって、まぁお約束かなとw作を重ねる毎に矛盾してゆくドラキュラの設定とかはもうあえて言及しません。おもしろければいいのですw
ただ、今までの様な劇画調(というのかな?)ではなくアニメ画になってしまったのはかなり残念。ユーザー層を広げようという意図なんだろうけど、CEROが12歳以上だし、あまり意味がないんじゃないかと思う。それにゲームのグラフィックとかボスのキモさとかは変わってないのに、キャラだけアニメ調ってのが以外と萎える。しかも、ギャラリーオブラビリンスもこれだから困る。はやく元に戻してほしいところ。



システム的なところはまぁいいかんじ。よく言えば安定してるけど、悪く言うとなんにも変わってない。
敵を倒すと確率でスキルを得られるソウルシステムはなかなか面白くていい感じ。ただ、敵によってレア度が設定されていて手に入りにくいヤツはホント手に入らない。ソウル集めはやり込み要素として面白いものだけど、ちょっと出現率がネック。もうちょっと出てくれてもいいのに…。
そのソウルを利用して武器を強化するシステムもあるけど、やっぱりソウルが手に入りにくいので1周目だとあんまり出来ないかも。ボスのソウルが必要だったりするので、ホントに全部強化するには4周ぐらいしないとだめかも。まぁ、それがあるから比較的何周も出来るし、いいといえばいいのかな。

それと、ハードがDSということもあってタッチパネルを使ったアクションが特徴。でも、かるくうざい。封印の魔法陣はムリにタッチパネルを使わないで演出だけやればいいと思う。
他にも、特定のブロックをタッチパネルで破壊したり、使い魔のターゲット指定もタッチパネル。でも、両手ふさがってる中では使いづらいかな。かといって、武器での破壊もおっくう(結構範囲が広い)だし、ぶっちゃけもう、このシステムが蛇足かなとw
でも、転送先の位置指定やパズルがタッチパネルで出来るってのはちょっと便利。メニュー画面とかもなにげにタッチパネル使えるから、タッチパネル使うとしてもこの程度で十分だったと思う。

武器や装備も、月下同様結構な数があるのでやり込み要素は抜群。あ、やりこみ要素といえば、クリアすると出てくるユリウスモードがかなり秀逸。ユリウス、ヨーコ、アルカードを使って、またちょっと違った蒼月を楽しめます。本編より面白いとかいう真実は禁句ですw



全体的には月下と大差ないので、月下でファンになった人はやって損無し。今ならお手頃な価格にもなっているので、久しぶりにコテコテの2Dアクションがやりたいぜ!って人にもお勧めできるゲームです。