Goin'にMy Way.

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ゲームというトレンド

個人的には、どのハードが優れていて、どのハードが劣っているとかいう任天堂信者vsソニー信者のような「無理矢理優劣をつける」考え方は持っていない。
たとえるなら「最高の音楽はJazzに決まっている!」「いいや、ヘヴィメタしかない!」なんて言い合っているようなモノ。
Wiiはやったことないけど、あの新しい操作感覚にわくわくするだろう。PS3もやったことないけど、あのすさまじいグラフィックにわくわくするだろう。だから何が売れようと、この業界が活性化してくれるのならそれでいいのだ。ただ一つ願うならば「速く安くなれやゴルァ!」ということだけだw


で、今日は別にそういう話じゃないですw
加熱するWii争奪戦「600ドルでも・・・」
「600ドルも出してWii買うなよ…」って話でもないです。

今、アホみたいに流行っているWii。この世界的な流れになんかちょっと危機感を感じるのよね。
今まで云十年間ゲームなんぞ見向きもしなかったヤツらが、こぞってWiiとかDSとかを買いあさってる。そこが一番怖いところなんだよね。このゲーム業界の活性化が単なる「流行り」で起きているとしたら、多分「ゲーム業界に先はない」なんて言われる時代、がおそらく戻ってくる気がしてならない。
こういう言い方は悪いが、ヤツらミーハーの流行に対する感度は半端じゃない。「流行っているから」なんてアホゥな理由で物を買ってしまう連中だ。
今、Wii、DSともに品薄なのはきっとこいつらのせいである。きっと流行りが過ぎ去ってしまえば、WiiもDSも押入の奥底に眠らせてしまうに違いない。
そうなってくると。ゲームユーザーや、需要はWii、DSが出る前段階に戻ってしまうのではないか。


なんてウダウダ言って、何も知らないトーシロー共にゲームという場所を踏み荒らしてほしくないだけなのかもね。そういう考えがゲーム業界の飽和を招いてるのかもね。


個人的にはさ。ただワクワクしたいだけなんだよね。面白い映画を見た時のワクワクとか、面白い小説読んでるときのドキドキとか。そういうのが欲しいだけなんだよね。只のエンターテイメントなんだよなぁ、ゲームなんてさ。
でも、ゲームってものすごい総合力が必要とされるメディアなんだよね。面白いストーリーを作る発想、構想力。綺麗な画を作るデザイン力と、描写力。操作しやすいインターフェイスを考える力。ゲームをプログラムする力。臨場感を演出する音楽や、カメラワークなどの映像を作る力。キャラクターに命を吹き込む演技力。
ま、とりあえずかなりいろいろな分野の力が必要なんだよね。マシンの性能があがって、表現できることや、出来ることがかなり増えたけど、それを完全に使いこなせる人がいないんだよね。そこまでオールマイティーな天才がいないんだな。
それに、ゲーム等サブカルに対する世間の偏見も強い。大金かけて作っても売れないんじゃぁ意味がないもんね。
だから、市場を拡大させた任天堂はすごいと思うけど、それが続くかどう買ってのが勝負なんだな。まぁ、やっと一般人が付いてきたってことで、今回はゲームが浸透するいいきっかけになるような気もするんだけどね。



ただねぇ。すでにDSが落下しかけてる感があるんだよなぁ。
どうぶつの森とかニンテンドックスみたいにバカ売れしてるソフトが最近ないし、タッチパネルをうまく生かしたゲームがナニゲにあまりない。そこがちょっと怖い。
ぶっちゃけ、ウチのDSとPSPも最近全く起動してないw時間がないってのもあるけど、無い時間を無理矢理作ってまでやろうと思うゲームがない。
せっかく流行った携帯機が、もう下火になりつつある気がする。PSPもせっかく新型でかなりの台数をさばいたのに、その流れを上手くつかめてない。実際、何台が中古市場に流れたのか気になってしょうがないくらいだw
そういえば、最近電車の中でゲームをしている人が少なくなった気がする。気のせいかもしれないけど。



いつか流行りがおさまってきた時。その瞬間がきっと一番の正念場で、それ次第では日本のゲームの未来が決まるかもしれない。