Goin'にMy Way.

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経営者は経営者だし、従業員は従業員だし

従業員に「経営者目線を持て」という謎の要求


イケダハヤトさんがあれでプロ・ブロガーなら、オレだって出来るんじゃないかなと思う今日このごろ。
いや、きっと無理なのですが。人間的に。いやだってほら、オレとか人としてダメだから。



そんなことはさておき。
「経営者目線を持て」とはまぁよく言われますよね。言われますよね?

一人で仕事してたこともあるので、経営者とまでは行かないまでも近い目線は持っていたと思います。
逆に、バイトでスゲー適当に仕事してたこともあります。
ある意味、オレは上から下まで知ってるわけです。あ、笑いどころですよ。



個人的には、人を変えるのは意思や思考ではなく環境、です。

会社の具体的な歳出、収入の金額、従業員の給料や経費の金額、仕事をする事により得られる利益の具体的な数字。
コレを正確に答えられる「従業員」はいないと思います。その時点で従業員が経営者視点を持つのは永遠に不可能です。

何をしたら得して、何をしたら損するのかを具体的に把握できなければ経営者の目線になんてなりません。
それら等を物差しとして行動したり思考したりするから目線が経営者に近くなるんです。


人を変えるのは意思や思考ではなく環境、です。

その情報を知っていたとしても、それを真剣に考えても考えなくても会社がビクともしないようでは当然経営者目線にはなりません。

経営者は、経営者を目指して経営者になったんじゃなくて、経営者やってたから経営者なんですよ。
わかるかなこの違い。




「やってみせ、いって聞かせて、させてみて、 褒めてやらねば人は動かじ」

山本五十六の有名な言葉です。
イケダハヤトさんも言ってましたが、「経営者目線を持て」と言っている時点でダメなんですよ。
格ゲーで削りダメージでK.O.負けするようなもんです。そういう場面に追い込まれている時点で負けてるんですよと。
そう言わなければいけない会社を作ってるのはアンタですよと。コレはアンタがやってきたことの結果ですよと。
他人に偉そうなこと言って山本五十六の言葉すら知らんのかと思ったりもします。


そう思って昔なら腹立ててましたが、最近は割とマジでどうでも良くなってきました。
オレの経営哲学がどんなに優れていようと(実際どうかは別として)、人付き合いが下手というウィークポイントがものの見事にマイナスへ転じさせてくれます。
「小さい頃はできていた」と最近まで思ってそこに近づこうと頑張っていましたが、ふとよくよく思い出してみると小さい頃からコミュ障だったということを思い出し、真性のコミュ障なんだと自覚してからは人生消化試合です。




まぁ、話がそれましたがw

要は、テメーの貰っている給料に対して100%の仕事をすることに専念すればいいと思います。所詮は雇われですから。
120%出す必要はありません。80%では足りません、給料泥棒です。


結局は同じ人間です。人としてのレベルも、思ったほど違わないもんです。というか、大抵の会社は大差ないです。ただ、立場や役割が違うだけ。
それだけ理解しておけばいいんだと思います。あとは皆さんお得意の本音と建前やゴマすりです。相手も所詮は普通の人なので持ち上げたり適当に受け流していればいいんです。


というわけで、経営者目線を持てっていうのも上手く受け流しましょう。