Goin'にMy Way.

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知ってますか?ドレスコード。

学生のためのドレスコード入門2-「望ましいスーツの色、黒いスーツの罠」
内容は別に興味が無いんだけど、考え方がいかにも日本人的だなぁと思ったので出してみる。

リクルートスーツに黒は常識はずれだそうだ。なぜなら「外国ではNGだから」と。
いかにも日本人的。誰それがこういったから、とか、周りはこうだからとか。思考の主体が自分自身ではなく周囲の人間がどうしているか、という部分に重きをおいている思考方法が日本人的だなぁと感じた。
敢えて海外の回答を持ってきたり、海外の首脳陣の写真なんかを「証拠」として貼り付けている当たり、小学生みたいなことするな、と思ったり。

この記事の冒頭で自分で語っているが、今の日本のリクルートスタイルは黒地のスーツが一般的で、且つ企業側でもそれが望ましいと考えている所もあるという。

だったらそれでいいんじゃないかなと思うのはおかしいかな?
彼らが受けるのは日本の企業だし、その日本の企業がそれを良しとしているのなら、それはよしなのでは?
まぁ、海外の企業を受けるんだってんなら話は別ではあるが。

というか、当の彼らもいわゆる日本人的思考なわけで。就職説明会とかに行くと、周りはみんな黒地のスーツなわけですよ。ぶっちゃけ紺とかめっちゃ浮くんすよ。それが常識だからと、周囲の現実とは違う行動をする勇気は日本人にはないですよ。

それにしても、リクルートスーツでそこまで黒いスーツってあんまりなくない?結構グレー気味なのが多いと思うけど。



っていうか、ドレスコードに触れる機会がある子供って世の中には結構いるんだろうか。
うちはあいにく貧乏なのか、かしこまって何処かへ出かけたことがないのでいい歳こいた今でもよくわからないです。どうせ今も底辺職だし、友人も居ないのでそんな機会なんぞ今後訪れないと思って特に気にもしてないですが。
そういえば、親父がスーツ着ている所を見たことが無いです。そんな家庭でした。
でも、こういう言い方をする人がいるってことは、就職活動をするくらいの歳にはドレスコードぐらい知っていて当然なんですかね。大概の人は人生に何回かパーティーみたいなのに参加したことがあるんでしょうか。それともフランス料理のレストランとかに行くのが結構当たり前なんでしょうか。


でも、この記事の冒頭でも書いてあるように、ドレスコードって「意外と知らない」っていう程度の認識のされ方をされているものなんだよね。
というのであれば、どこかで誰かがしっかりと教えない限り、飛び込んで失敗する以外で学ぶ方法がないような気がします。ネットがあるじゃんとは言われるけど、そういったものがあるということ自体を認識できなければ調べようもないですからね。
かと言って、各企業がそれを一々教えて差し上げろというのもおかしな話なので、それを教えない教育者にでも言ってあげればいいんじゃないでしょうか。

つまり「お前らドレスコードもしらねーのかよ。黒なんてありえねーだろJK」とか学生に言ってる暇があるなら、それを教えなかった人達を怒れよ。多分同世代とかでしょう。
そういう部分から見れば、「面接で私服OKという罠」なんて話題が登るのも当たり前の結果だと思います。だって、お互いに「服装」というものの認識に乖離があるにも関わらず、そこに気づかずに事を進めたからこんなことが起こるんですよ。
その乖離に気づかない大人も観察力や認識が足りないし、そこに気づかない学生も…悪いのか?


最近思うのが、日本人は日本国内に存在している職業というか仕事というものに対する認識や知識がなさすぎです。
知らないからやりたいことも見つからないし、知らないから子供が何に向いてるのかも判別できない。
だから結局親も子供も有名企業重視になってくる。それ以外に判断できる要素を持ってないからね。


服装の件もそうだけど、結局は下の世代に何も伝えられていないってことが問題だと思う。
イマサラどうしようもないけどな。