Goin'にMy Way.

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ネットは力を増しているのか。

後ろ向き新聞業界のもの知らず、本当に心配になる

米国では雑誌が稼げ、日本では書籍が稼げる


上記リンクはたまたま、あったからちょっと引っ張ってきてみただけなのだが。まぁ、コレに関しては後ほど。




ところで。世の中(ネットの中?)ではマスメディアはもう死んでいて、時代はネットだ。みたいな風潮があるように思えるんだけど、実際はどうなんだろう?というのが今日のテーマ。

毎日ネットを閲覧し、テレビはもはや付いているだけという状況の自分からしたら、確かにすでにマスメディアなんてものは進んで見るようなものではなくなってきている。
ちょっとしたニュースならヤフーやライブドア等々のポータルサイトのトップに当たり前のように表示されるような時代になり、その速報性もテレビや新聞のソレより遥かに早い。テレビや新聞を見ていても、「もう知っている」ことが多いのである。

ネットであれば、見たい情報を好きな時間に好きな場所で見ることが出来る。ちょっとわからないことがあってもググればすぐだ。まぁ、ネットに無い情報ってのも無いわけではないが。(ってかね。鬼武者無頼伝の攻略情報が欲しかったんだけど、みつからねーんだこれがまた。いや、そんなはなしはどうでもいいんだけれども。)ネットの使い方を覚えてしまえば、ネットの利点を覚えてしまえば、既存メディアの至らないところってのが結構見えてくるのだけれども、じゃあ実際問題、大半の日本国民はどうなのかと。

この間、新潟の実家に帰ったわけだけれども。家がそうだっただけなのかもしれないけれど、未だにメディアの中心はテレビと新聞なのである。ネットは繋がってはいるものの、パソコンが老朽化していたり(ちなみにまだウィンドウズMeだったw)、家族もあまりネットを使っているというわけでもなかった。やっぱり未だにテレビや新聞の力ってのがまだまだ強いのである。ネット自体はかなりの家庭に普及したのかもしれないけれども、それをどういう風に使うのか、どう活用するのか、という部分は依然として普及していないといわざるを得ない。
この辺は、携帯やデジカメ、ゲーム機とかにも当てはまるように思う。たとえば、2GBのメモリーカードに写真が何枚入るのか?とか、携帯からパソコンへのデータの以降の仕方や、デジカメを使用しているにもかかわらず解像度というものを全く知らない人とか。どうも、モノばかり普及してソレの使い方や活用方法、応用方法ってのを全く理解してない人が多い。

そんな世の中で、一体どこまでネットはマスメディアに食い込んで行くことができるのか。その辺がちょっと気になる。なんというか、最近の勝ち組だ負け組みだ(ちょっと古いか?)というもののように、知っている人は更に知り、知らない人は更に置いてけぼりを食うような事態になってきているとオレは思う。まぁ、そもそもネットというものが「知りたい」と思う気持ちと行動が無ければ何もわからないものであるから、そうなっていくのも至極当然なことなのかもしれないけれど。

だから変な意味で、テレビとか新聞ってのは縮小こそすれ、無くなることは絶対に無いのではないかなと思う。誰かが集め、取捨択一した情報を何も考えずに見ることが出来るというのは実は随分と楽なことでもある。自分は何も考えなくても、お金さえ払えば、CMさえ見れば、勝手に情報を流してくれる、勝手に情報を教えてくれるのだから。

まぁ、どっちが良いのかってのはまた別の問題でもあるんだけれど、ネットがマスメディアを食い殺してしまうにはまだまだ時間が掛かると思う。とりあえずネットの大躍進はこの辺で頭打ちじゃないのかなぁと。で、あとは時代の流れ方でどっちかに傾いていくのか、混ざり合うのかはわからないけどね。





で、ちょっと話は変わるんだけれども。ブログはメディアになるのかどうなのかということも、ちょっと気になることでもある。ブログって、結局のところどんなに良いことを書いても、どんなにどうでも良いことを書いても緒戦はチラウラなんじゃないかなぁなんて思う。よほど有名人の記事ならともかく、平凡な一般人が書く記事を一体どれだけの人間がどんな姿勢で見ているだろうか。
その辺の話で、一番上に上げたリンクが関係してくるわけだけど。上記の記事、結構面白いというか結構興味深いと思うのね。でもコメントがほぼ無いのよ。アクセス数がどれだけ言っているかわからないけど、あの反応の薄さを見ると、案外何を書いても変わらないんじゃいかなぁなんて思ってくる。そのくせ、芸能人のどうでもいいブログなんかはすごく反応も良くてコメントもいっぱいだったりする。なんかそういうのって、ものすごく悔しいよね。国民性なのかなんなのかは知らないけど、そういうものを見ていると単純に「ちぇ。なんだよ。」って思っちゃう。まぁ仕方ないことだし、そんな子供みたいなことを言ってもしょうがないんだけどさ。
結局、2ちゃんか、芸能人がアクセス数を稼ぐ、そういう国なのかもしれない。




どうでもいいんだけど、ドコモで新しいアンドロイド携帯「Xperia」の発売が決定した。携帯売ってる側から言わせてもらうと、たぶんコレも売れないと思う。というか、ドコモは携帯市場が飽和しているため、「2台目」の携帯としてスマートフォンを押していきたいようだが、どうも押し方が中途半端すぎる気がしてならない。たいしてCMも打たないし、ユーザーのニーズに答えているとも思いがたい。ぶっちゃけた話、「こんなにすごい機能がついているんだよ。こんなことができるんだよ。二台目として買ってね。('▽'*)ニパッ♪」って匂いがプンプンする。そもそも、フルブラウザ自体にまず需要が無いし(上記したようなこともあってかなぁと思ったり)、友人とのメールや電話、TwittermixiFacebookでのやりとりの履歴などを一元管理できる機能を一体どれだけの人が欲しがるのだろうか。ネットと連携し、再生中に関連する動画や楽曲のWeb検索も可能らしいけど、一体どれだけの人がその発想に行き着くだろうか。日本の特殊な携帯に慣れ親しんだ人達が、パソコンに近いスマートフォンをいったいどれだけ使いこなせるのだろうか。その辺が疑問で仕方ない。
なんていうか、スマートフォンにもWiiみたいな存在が必要なんじゃないかなぁと思う。現状のように、チマチマと小さい市場から浸透させるよりも、程度のもので良いからドカッとどこかで一気に普及させないと、一生日本ではスマートフォンは普及しないと思うけどね。

昨今、一昔のような「新機能」はあまりユーザーの間では必要とされていないと感じる。結局のところ、電話とメールが出来、ついでにカメラとテレビがついてれば良いかな、くらいだ。携帯電話の進歩と共に、あれもついてるこれもついてる携帯が求められる時代は終ったような気がする。妙な話だけど、携帯や技術の進化と逆行して、ユーザーのニーズがどんどん単純化しているように思う。安くて、デザインが良くて、電話とメールが出来て、ちょっとしたカメラとワンセグを搭載した携帯を試しに出してみて欲しい。たぶん売れるから。というか、そんな携帯が欲しい。

でもまぁ、ステレオジャックついてるし大分iPhone意識しているのかなぁと思う。でも、あれってipodとかのブランドとか、世間で話題だからとか、そういう理由で売れている気がする。
なにはともあれ。実機触ってみないことにはわからないか。ってか、16GBのマイクロSDついてるのか…。ソレ目当てで買っても良い…わけねーか。