読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Punk&Game

俺の記事を読め! 社会派サブカル悟り世代バラエティーPunk&Game、ごらんのブログで更新中☆

ラジアータストーリーズ レビュー

PS2レビュー
スタオやヴァルキリープロファイルで有名なトライエースが送るRPG

特徴としては、1分1時間としてリアルタイムで進んでいく時間と、それに付随して各キャラクターが各々の生活を送っているというちょっとした箱庭チックなRPG
街にいる人たちをたいがい仲間にできるやりこみ要素満載のゲーム。


と。こう書くと結構面白そうに見えるんだけど、世間一般では結構クソゲー判定されております。個人的には結構好きなんだけどねぇ。まぁその辺は後ほど詳しく。


個人的にスクエアエニックスという名前だけで基本的にはクソゲー判定させていただいているんだけれども、これは結構面白かったです。珍しく間髪いれずに2週目に突入したゲームでした。
とにかく主人公ジャックの一挙一動がコミカルで面白く、表情や声優さんの演技など非常にすばらしい。3Dモデルも、絵本的なテクスチャで独特の雰囲気を出していて良い。周りを固めるキャラクターもコミカルでシリアスで魅力的かなと。
ただ、上記点については良いと思うんだけど、RPGとしてみるとちょっと微妙な点がないわけでもない。特にストーリーに関しては、ぶっちゃけよくわからないうちに終わってしまうし、途中に分岐があってエンディングとしては2種類あるんだけど、どっちもやってもよくわからないといえばよくわからない。まぁ、明確にこのゲームのストーリーがちゃんとした解を提示していないので、結構プレイヤーの創造にお任せします的なエンディングになってしまっているというかんじ。ここがまぁ賛否分かれるところなのかなと。個人的にはすばらしいストーリーを見たいがためにゲームをやっているわけではないので、別にこれといってマイナス点にはならなかったけれど。
あとは町中の人たちを仲間にできるという性質上、それぞれのキャラクターとの絡みが非常に少ないということが少々マイナス点か。大まかに言うと、体外のキャラクターはお使いをすれば仲間になるんだけど、ほとんどのキャラクターとの絡みはそれっきりで主要メンバー以外はイベントにすら絡んでこないという悲惨な扱い。ここもまた「プレイヤーの想像力にお任せします」的なところなんだろけど、これがまた世間的には受け入れられなかったのかなと。
まぁ、それに関しては別に自分的には何も思わないのでいいのだけれども、仲間になる条件がちと厳しいというかわかりにくいんじゃないかなぁとは思うかなぁ。確かに強いキャラクターを仲間にするにはそれなりに苦労するってのは別に良いとしても、時限イベントを回収しないと仲間にならないとか、その人を仲間にできなかったから仲間に入らないとか、そういうのがちょっと多いんじゃないかなと。しかも強いキャラは軒並みそんな感じなので、攻略本なしでやろうとするとほとんど強いキャラクターは仲間にできないというジレンマ。確かに、ことあるごとに各キャラクターを一日中ストーキングしていればわかるかもしれないが、さすがに170人ちかいキャラクターを全部見てもいられないし、そういう部分で周回プレイ必須なのかなぁとか思ったり。


戦闘に関しては、まぁこんなもんかなぁとw確かに通常攻撃連打の一辺倒になりやすいところでは歩けど、攻撃のつなぎ方とか順番とか、位置取りとかそこそこ考えて戦えば十分楽しいとはいいがたいけど、ある程度ちゃんと楽しめるものであるとは思うんだけどね。


総合的にいえば、とにかくジャックが面白くてそれだけで十分プレイできる、そんなゲームだと自分は思います。ただまぁ、コミカルなのも前半だけで、中後半からはあまりコミカルとはいいがたい部分ではあるんだけど。



ただ、ちょいと不満を言わせてもらうと、まぁこの時代にプレイしてしまったというのも一因ではあるんだけど、GTAだとかセインツロウだとか、海外の箱庭系のゲームをやった後ではこのゲームのぶつ切り感が非常に気になってくる。ちょっとした距離を走ったらブラックアウトして次の道とか、スケールのあわない建物とその中身とか、なんかそういうどうでもいいことが若干気になる。たかがこんなちっちゃい王国内を歩き回るだけなのになぜ全部シームレスにできないのかなぁとか思っちゃうのよねぇ。
あとはまぁそれに付随して、街や世界の作り方が若干不親切。基本的にセーブポイントが一箇所にしかないとか、街の端まで行くのにずいぶん走らないといけないとか、ワールドマップ基本徒歩とか、なぜか配置されていないセプテム地方のワープポイントとか、なかなか不親切な部分がしばし見受けられる。敵に負けて数十分、数時間の作業が無駄になることもしばしば。そのくせセーブしに帰るにはずいぶん走らないといけないとか、ちょっとそういう地味に面倒な部分が多くて萎える。


とまぁ、RPGとしては不満点とかも結構ある作品なので、どっちかっていうとRPGとしてではなく、ラジアータ王国という世界の中でいろんな人を仲間にしたり、冒険したりっていうこの世界そのものを楽しむというほうがこのゲームを楽しめるんじゃないかなぁとおもいます。
ただそういう楽しみ方としても、遊ぶところが少ないので一通りおわったらマジでやることがなくなってしまうのも…まぁしょうがないですかね。

もっと気合入れて、世界もキャラクターもストーリーも、もっともっと作りこんだらスンゲーゲームになったのになぁなんて思ったりました。さすがに世界にはかてないかな。でも、こういう世界観って日本人にしか作れないと思うので、そういう日本人にしかできないようなものをもっともっと極めて作ってもらえればなぁとおもいます。