「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、だれがシロクマを責めますか」
西の魔女が死んだ より。
本当にそうなのかな。本当にソレで良いのかな。本当にそういう生き方を許してくれるのかな。
どうも最近、赤道直下で暮らすシロクマのごとく、「ここはどう考えても俺が生きる場所じゃないような気がする」と思っていただけに、こういう言葉はありがたい。
でもなぜだかなんだか釈然としない。両手を挙げて喜べない。なんかホッとしない。きっと心のどこかでそれを許さない自分というか、そういうのが居るのかなぁ。
「生き辛い」なんつークソくだらねー理由でおいそれと立ち去ってしまって良いものなのか。無理をしてあっつい風呂の中に入る必要な無いのかなぁ。
よくわかんねーなぁ。まぁ、クビにリーチがかかってしまったのでもうこの際何でも良いんだけどさ。
こういうあきらめはよろしくないんだけどもね。