ギターってすぐは弾けませんよね。
まぁ大体早くても2、3ヶ月くらいやらないとなんとなく形にすらなりません。
でも2、3ヶ月って結構長いじゃないですか。そんなに待ってられないじゃないですか。
とはいえその最初の2、3ヶ月をスキップする方法はないです。
でもなぜ時間がかかるのか原因を知れば多少はじゃあしょうがないかって思えると思うのでちょっと書きます。
端的に言えば原因は慣れと筋力です。
慣れ。例えば左手で字を書くとか、包丁でネギとトントンとリズム良く切るとか、これらは器用不器用の話ではなく実は慣れです。
頭で覚える。体で覚える。そうすることでこういう事ができるようになります。
ギターも一緒でそもそもギターを弾く動きって日常生活において近い動きってのが何一つありません。
左手で弦を抑えるのも右手でストロークしたりするのも、日常生活のこういう動きに似てるからその感じでやればいいんだよ!みたいなやつが全くありません。
もう全くもって新しい全く別の動きです。ギターを正しく持って立つってことすら初心者にとっては全く新しい動きです。
なのでその全く新しいことに体がなれるのにまず時間がかかります。
あとは筋力です。慣れの所で書きましたけど、ギターを弾く時に使う筋力は日常生活ではまったく使いません。
なので筋力も足りないし動きも硬いです。筋肉って筋トレしてたらどれぐらいで付きますか?効果が見えるまで1ヶ月くらいはかかりますよね。ギターも一緒です。
ギターを弾くのに必要な筋肉がつくまで時間がかかるんです。
でもたまにスポーツやってたり体格が良かったりする人はその筋肉を既に持っていたりするのでそういう人は弾けるようになるまでがちょっと早いです。
そうとわかれば何ヶ月かかかるのはしょうがないか、って思いません?
今何歳かわかりませんが、平均寿命80歳になるまでギターは弾けるんです。あと何十年ありますかね。
そう考えれば焦ること無いんじゃないかなと思います。
指が痛い、手が疲れる、それは皮膚や筋肉がギターに適応しようとしている証拠です。また一歩ギタリストに近づいているぜ!と思えば痛みも楽しくなってきませんか。