好きなバイクを買え。
って言うのは冗談…でもあり割とマジでもあるのです。って、それがなかなか定まらないから困ってんじゃねーかwってところだろうと思うのですが。その前にまず。
あのバイクに乗りたい!というバイクが明確にある場合。そんな場合はそれに乗ってください。間違いない。
で、じゃあ何に乗ればいいかよくわからない、という人はですね。
まず大まかにバイクの種類を知りましょう。排気量に関しては今回は普通自動二輪免許を想定しますので400以下に限定します。
大まかにはネイキッド、フルカウル(SS)、アメリカン、オフロード、ビッグスクーターです。
細かい話するとアドベンチャーやらツアラーやらモタードやら何やらありますけどまぁいいです。
こんな感じです。で、この中で「これいいな」とか「これは嫌だな」ってのがあると思うので、これいいなと思うやつを選んでください。見た目の好みで全然OKです。別に1つに絞る必要もないです。
例えば僕の場合、「ネイキッドとフルカウルとアメリカンかなぁ。オフロードはなんか違うし、ビッグスクーターは嫌」みたいな感じです。
で、候補のタイプを選んだらGooBikeとかで過去10年以内の年式で検索して気に入った物を探しましょう。お金に余裕があるのであれば過去5年以内で。
それでなん車種か候補の車種を決めておきましょう。見た目、値段、年式、そういった部分で絞ってなん車種か絞り込みましょう。
そうしたら今度は最寄りのバイク屋さんに行ってください。昨今はネットでも配送してくれるので、どんなに遠くのバイク屋さんからでもバイク自体は買えるようになりましたが、問題なのは買ったあとです。
困ったことに、他所で買ったバイクを整備してくれるところって案外ないです。それどころか田舎だとそもそもバイク屋さんがないです、なんてこともよくあります。都内とかならバイク屋さん自体もいっぱいあるだろうと思うので、探せば他所で買ったバイクでも整備してくれところもあると思いますが、まぁ基本的にはないと思っておいたほうがラクです。
で、バイク屋さんもなるべく近い方がラクです。ちょっとした整備や点検のために片道30分とか1時間とか走るのは案外苦です。予定した日の天気がいいとも限りませんし、行きつけのバイク屋は近いに越したことはないです。
そしてそのバイク屋さんに候補の車種があるかないか見てみましょう。無くても「このバイクありますか?」と聞けば案外取り寄せてくれたりします。
割と多いのが、Aというバイクを買いにバイク屋に行ったが気づいたらバイク屋においてあったBを契約していた、なんて現象です。
それでも全然OKです。バイクなんてノリと勢いで”いつの間にか買ってた”っていうような乗り物ですからw
実物を見て触ってみると候補に上げていなかったバイクでもなんか欲しくなったりするんです。それもまぁ出会いということで、そういうバイク選びもありですね。
というのが大体の流れです。バイク選びはギター選びと似たようなもんで、最初から自分にあったものなんて選べません。
自分は何を求めているのか。それはバイクに乗らないとわからないからです。
乗れば「もっとこういうのがいいな」とか「ここちょっと気に入らないな」って部分が出てくると思いますので、そうして目的がはっきりしてきたらそれに合ったバイクに乗り換えればいいんです。
バイクは高いですが車に比べたら驚くほど安いです。車1台分のお金で3台位買えちゃいます。大型では数百万するバイクもゴロゴロしてますが、車に同程度スペックを求めたら数千万単位になっちゃうレベルです。それをこの値段で買えちゃうんです。
バイクは車以上に車種やメーカー、エンジンの種類などの違いを感じやすいです。同じバイクでもタイヤ一つ変えただけで驚くほど変わります。
なので個人的に思うのは、バイクは色々乗ったほうが絶対楽しいってことです。1台を長く乗る、それもいいですが色々と乗り換える人が多いのもまた事実です。
なのでそんなに悩まずに、今はこれ乗って次はあっちに乗ってみようかな、位の気持ちで選べばいいと思います。
もうちょっとまともに検討する編↓